撮影は、準備の時点でもう始まっています。

2024年にバンコクでフォトグラファーとして独立し、お陰様でご依頼が増える中、「この仕事はいいな」と実感する日々です。
そして強く感じるのは、「いい写真」は私一人では決して作れないということ。
お客様と私が同じ方向を向き協力することで、心に響く一枚が生まれます。この関係性を、敬意を込めて「共犯関係」と呼びます。​​​​​​​

旅ライバー駅広告用撮影:旅感、軽やかさ、活発さ、ライバー

【写真創りのはじまり:イメージを共に描くことから】
写真創りは、撮る前から始まっています。「どんな印象か」「服装は」「場所は」…。
先日、元BNK48の方とお話しする機会があったのですが、その方が「仕事がしやすいフォトグラファーは?」という問いに、「撮影前にイメージを共有し、一緒にゴールを目指せる人です」と答えていました。これは私が日々感じていることと同じです。
お客様とイメージや目的を共有することで方向性が明確になり、心に響く作品が生まれます。事前の丁寧なやりとりで、仕上がりの深みは格段に変わります。
「具体的なイメージがない…」「うまく説明できるかな…」という方もご安心ください。何もなくても全く問題ありません。
そんな時はお気軽にご相談を。会話の中から、あなたの好きなこと、大切にしていること、どんな自分に出会いたいか…そんなお話を聞きながら「一緒に作っていく」プロセスも楽しんでいただけたら嬉しいです。
プロフィール写真では、事前にロケハンもしますし、服装やヘアメイクもアドバイスします。それは「なんとなく撮る」のではなく、あなたの魅力を最大限に引き出すために「狙って撮る」ためです。​​​​​​​

日常撮影でも、どんなストーリーをイメージしているのか相談します。

【私が届けたい「一枚の写真」への想い】
どんな撮影でもプロとして納得のクオリティでお届けしたいと思っています。
時折、「軽い感じで」「編集なしで安く」とご相談されますが、それはまるで「軽いお寿司をネタそこそこ、半額で」と暖簾をくぐって頼むようなものでは?と、心の中で思わずツッコミを入れてしまうことがあります(笑)。 

お寿司に職人さんの技と丁寧な仕事が詰まっているように、写真もシャッターを切る瞬間だけでなく、構図、光、コミュニケーション、そして編集の全てを含めて初めて一つの「作品」となります。それは、フォトグラファーである私の「著作物」であり、表現そのものです。

ですから、編集を経ていないデータというのは、私にとっては画家が下書きのままの絵をお渡しするようなもので、未完成品です。それを「作品」として責任を持ってお届けすることはできません。

もちろん、お客様それぞれにご事情があることは理解しています。それでも、ご依頼いただいたからには「ちゃんと届ける」ことにこだわり、その完成度には妥協したくないのです。せっかくのご縁ですから、お互いに心から「よかった!」と誇れる一枚を、ぜひ一緒に作り上げたいと願っています。​​​​​​​

ナチュラルエレガント・親しみやすさ・デジタルノマド感

【最高の「共犯者」に】
もし撮影をご依頼くださるなら、準備段階から一緒に楽しんで関わっていただけたらとても嬉しいです。
イメージを共有してくださること。当日を心待ちにしてくださること。そして、一緒に試行錯誤してくださること。
そうしたポジティブなエネルギーと、互いを尊重し信頼し合うコミュニケーションが、写真のクオリティを何倍にも高めてくれます。スムーズなご連絡やお支払いも、より良い準備と撮影への集中に繋がり、本当に感謝しています。

【最後に】
「いい写真」は、技術だけでは生まれません。お客様とフォトグラファーが互いを信頼し、同じ目標に向かって力を合わせるからこそ、“一生残したくなる写真”が生まれるのだと確信しています。
バンコクで、あなたと「共犯関係」を築き、最高の瞬間を一緒に創り上げられることが楽しみです。

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