はじめまして。 
バンコクを拠点に活動するフォトグラファー、秋葉章吾です。

「お前、何がしたいねん!」

2019年、尊敬する人に投げかけられたこの言葉が、私の胸には深く突き刺さっています。迷い、悩み、本当に自分が求めるものを見失いそうになった日々。その道のりの果てに、私は「これを自分の仕事にしたい」と強く感じた写真という道に出会いました。

バンコクという街は、私にとってとても愛着のある場所です。混沌としたエネルギー、人々の屈託のない笑顔、どこか緩やかで自由な空気。この街の日常は、いつも新しい発見と感動に満ちています。だからこそ私は、「バンコク生活の日常を、未来の宝物に変える」お手伝いがしたいと強く願っています。
以前は、バンコクと日本で小学校教員として子どもたちと向き合ってきました。教室で見つめ続けた一人ひとりの個性や、ふとした瞬間に見せる「その子らしさ」、そして成長の軌跡は、今の私の写真哲学の原点です。
ただ綺麗なだけでなく、そこに写る「その人らしさ」や温かい「人柄」、そして大切な人たちとの「かけがえのない関係性」に触れることで、見る人の心が動き、今を肯定できるような力を持つ一枚を追求するようになったのも、教育現場での経験があったからこそです。

その後、日本のスタジオで撮影技術やマーケティングを学びましたが、心の奥では常にバンコクへの想いが燃え続けていました。
そして、ある忘れられない夜の出来事が、私の人生を決定づけます。それは、バンコクでお世話になった、プラカノンの大好きな小料理屋の最終日。
笑い声と涙、「ありがとう」が交差する空間で夢中でシャッターを切るうちに、私は確信したのです。「人々のあふれる想い、かけがえのない瞬間を未来に留めることができる『写真』を自分の仕事にしたい」と。
私の写真は、「ありのままのドキュメンタリー」と「心を込めた演出」の間にあります。何気ない日常の美しさを大切にしながらも、光や構図、そしてお客様との対話から生まれる「その人らしさが輝く瞬間」「その人達同士の温かな関係性」を引き出すことを心がけています。
撮影前のヒアリングから、ロケーション選び、衣装のご相談まで、お客様一人ひとりの「伝えたい想い」や「人生の物語」に丁寧に寄り添います。

家族写真、プロフィール写真、イベント記録、そして企業のブランディング撮影まで、私が撮るすべての写真に共通するのは、「何ができるか」よりも「どう関わるか」という姿勢です。
特に、このバンコクでの日々は、振り返ったときに涙が出るほど愛おしい記憶となるはず。そのかけがえのない時間を、未来のあなたや大切な人への贈り物として形に残すお手伝いができたら、これ以上の喜びはありません。
また、企業のブランディングにおいては、その「理念」や「生き様」が、そこで働く従業員一人ひとりの姿や表情にこそ宿ると信じています。
その大切な価値観を、生き生きとした社員の方々の姿を通して視覚的に表現し、ビジネスを成長させるための「心に響く武器」として写真活用することも得意としています。マーケティングの視点を持ち、撮影だけでなく効果的な見せ方までトータルでご提案いたします。

迷いや遠回りも、きっと全てに意味がある。そう信じられるようになった今だからこそ、あなたの「今」を、未来への希望に繋がる一枚として残したい。

必要とされるときに、ふと思い出していただける写真家でありたいと、心から願っています。

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